インドのAI防衛テック企業、大幅な評価額上昇へ

AI防衛技術を手掛けるインドのスタートアップ、Anduril Industriesが、Palmer Luckeyが設立した通り新たな資金調達の交渉を行っています。関係者によると、このラウンドでの企業評価額は、なんと$28 billionに達する可能性が示唆されています。資金調達を主導するのはテック界の大富豪Peter Thiel率いるFounders Fundで、$2.5 billionにも上ると見られています。この動きは、わずか数カ月前に$14 billionで$1.5 billionを調達したばかりであることを考えると、投資家の間で急速に成長するこの防衛テック企業への関心が非常に高まっていることを物語っています。

カリフォルニア州Costa Mesaを拠点とするAndurilは、ドローンを含む幅広いセンサーを備えた自律武器を開発しています。また、同社は先月、オハイオ州中央部に大規模な武器工場を建設する計画を発表し、製造能力の構築に資金を投資する方針です。

2023年には、人間の監督下でミッション中に自律システムのチームと連携するAI搭載ソフトウェア「Lattice for Mission Autonomy」を打ち出しました。Luckeyは以前、Oculus VRを設立し、それがFacebookに$2.3 billionで買収される原動力となりました。

U.S.の副大統領JD Vanceは以前のVC投資家時代にAndurilへの投資を行い、その持分を今でも保有しているとされています。Thiel自身も、Palantirという軍事技術企業を共同設立した経験があり、共和党の献金者として知られています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/founders-fund-in-talks-to-back-ai-defence-startup-anduril-at-28-billion-valuation/articleshow/118052814.cms