テレグラムCEO逮捕とインド政府の禁止検討、その裏にある理由とは

Telegramの創設者兼CEO、パベル・デュロフ氏がフランスで逮捕されました。この逮捕は、メッセージングアプリTelegramが足りないモデレーションにより様々な犯罪の温床になっているという告発に基づくものです。ロシア当局はデュロフ氏の権利保護を訴えています。また、Telegramはインド政府によって禁止される危機に瀕しています。

この理由としては、違法な目的、特に賭博や恐喝に使用されている疑惑が挙げられています。さらに最近では、UGC-NEETという医療系の入試問題を不正に流通させる媒介として使われたことが話題となっています。Telegramはインド法に従い、月次のコンプライアンスレポートを提出していると主張していますが、インドにオフィスがないため、政府は同社との対話に苦慮しているのです。

このような状況の中、インド政府はTelegramを含むソーシャルメディア企業に対し、子どもの性的虐待を含む違法なコンテンツの削除を求めています。フランスとインドでの今後の展開が気になるところです。

出典 : https://startuptalky.com/news/pavel-durov-telegram-arrest/