インド・カディム社の新戦略：分社化と電子商取引の効率化で利益拡大へ

インドの大手靴製造会社カディム・インディアは、2025年3月までに流通ビジネスの分社化を完了し、その後の2025年5月に新会社の上場を目指しています。
カディムのCFOであるインドラジット・チャウドリ氏によると、この分社化により流通ビジネスをKSRフットウェア株式会社として独立させ、利益率と企業価値の向上を図る計画です。
また、カディムは約890店舗の小売り店舗網を有し、売上の約66パーセントを占める核となる小売事業の価値を引き出すことが期待されます。

同社は、電子商取引オペレーションの費用削減にも取り組んでおり、固定費を可変費に転換するために倉庫業務をアウトソーシングすることで全体的な収益性の改善を目指しています。
売上は2024年の第3四半期に前年同期比2.5％増の160.2 Crルピーを記録しました。
チャウドリ氏によれば、これらの戦略的な取り組みにより、今後数四半期にわたって売上及び利益性が向上することが見込まれます。

出典 : https://brandequity.economictimes.indiatimes.com/news/business-of-brands/footwear-maker-khadim-expects-demerger-to-be-completed-by-march-plans-quick-commerce-tie-ups/118322917