インドの医療現場を変える革新的な医療機器「REVIVE」

インドのヘルステック企業、Sensivision Health Technologiesが開発した医療機器「REVIVE」は、新生児の命を救うために特別設計されています。
新生児集中治療室（NICU）で用いられるこの装置は、出産時の酸素不足による脳損傷を防ぐために、赤ちゃんの体温を自動でコントロールし、安定した冷却治療を提供します。
従来の手動冷却方法に比べ、REVIVEは正確で安定した温度維持が可能であり、医療従事者の手間を大幅に減らすことができます。
さらに、設定された温度を3日間保ち、その後赤ちゃんをゆっくりと温めることで、脳損傷のリスクが減少します。

これまでに20の病院で導入され、約250人の新生児が治療を受け、多くの命が救われました。
医療機器としてはクラスBに分類され、低リスクから中リスクのカテゴリーに入ります。
これにより、特にリソースが限られた小規模都市や村の医療現場でも使いやすくなっています。
現在、Sensivisionはこの装置をアフリカや南アジアの隣国にも輸出し、来年度には4 Crルピー（約4000万ルピー）の収益を目指しています。

出典 : https://yourstory.com/2025/02/medical-tech-startup-saving-newborns-asphyxia-cooling-devive-revive-sensivision