インドのデジタルファイナンスに潜む巨大な可能性：MobiKwikの挑戦

Gurugramを拠点に展開するフィンテック企業MobiKwikは、インドのデジタルファイナンス市場に大きな可能性を見い出しています。共同創業者であるビピン・プリート・シンCEOは、多くの進展があったにもかかわらず、業界はまだ始まったばかりで、これからも多くの機会があると信じています。2024年12月18日に行われた同社の上場は、その旅の重要な一歩でした。

一方で、規制の壁など様々な課題を抱えており、上場までの道のりは決して平坦ではありませんでした。CNBC-TV18へのインタビューで、シンCEOおよび共同創業者でありCFOのウパサナ・タクは、上場した年のフィンテック企業にとって厳しい年であったことを語っています。

MobiKwikは2021年以降、追加資金を調達せずに事業を展開し続け、890Crルピーの収益と30-40CrルピーのEBITDAを達成するなど、成長を続けています。しかしインドにおける金融のデジタル化は、まだ浸透率が非常に低く、巨大な市場があるとシンCEOは言及しています。

上場してからの市場評価は時価総額2,472.76Crルピーに減少し、株価も39%下落しましたが、会社は今後のチャンスに期待を寄せています。特に厳しい規制環境の中でも、これまで築き上げた経験と信念を持って、新たな成長の章を開いていく所存です。

出典 : https://www.cnbctv18.com/business/companies/mobikwik-ceo-says-low-digital-penetration-in-india-makes-finance-a-big-tech-opportunity-19561496.htm