Google.orgによるAPACサステナビリティ基金、インドの環境イノベーションを加速

グーグルの慈善団体であるGoogle.orgが5百万ドルの助成金を支援するAPACサステナビリティ・シード・ファンド2.0に、アジア太平洋地域から選ばれた14団体の中に、インドに拠点を置く4団体が選出されました。この基金はアジアベンチャーフィランソロピー・ネットワーク（AVPN）が管理し、環境と社会的課題に対処する技術やAIの活用を促進することを目標としています。

選ばれたインドの団体には、INREM Foundation、CEPT Research and Development Foundation（CRDF）、Financial Management and Research（WELL Labs）の研究所、そしてGujarat Mahila Housing Sewa Trust（MHT）が含まれます。INREM Foundationは、コミュニティが水の汚染データへアクセスするためのAIを活用したデジタルソリューションを開発。CRDFは、衛星画像と機械学習を利用して湖とその炭素吸収機能の保護を目指します。WELL Labsは、村レベルの水セキュリティに関する高度なモデルの開発を、MHTは都市のヒートアイランドを特定してコミュニティ中心の解決策を提案するAIモデルを創り出します。

この取り組みは、Google.orgが以前にAPACサステナビリティ・シード・ファンド1.0に贈った300万ドルの助成金に続くもので、インドの農業セクターで1,300万トン以上の水の節約と3,700トンの炭素排出を削減するプロジェクトを支援した実績があります。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/google-backed-fund-selects-4-indian-organisations-for-ai-driven-climate-solutions/articleshow/112969313.cms