インドのEVスタートアップ「Vidyut」、新たな成長戦略

インドのフルスタックEVエコシステムを展開する新興企業「Vidyut」は、グローバルVCファームであるFlourish Venturesから2,500万ドルの資金を調達しました。同社は、この資金を車両ごとのバッテリー販売ではないバッテリー・アズ・ア・サービス（BaaS）の提供を拡大するために利用するとしています。
BaaSモデルは、バッテリーを購入する代わりにリースするサービスで、EVの初期費用を大幅に削減することが可能です。このモデルにより、Vidyutは三輪車の初期費用を35%から40%引き下げることに成功しました。

同社の共同創業者Xitij Kothi氏によると、BaaSオファリングには商用車および一般消費者からも前向きな反応を得ており、特に商用分野ではバッテリー寿命の不確実性や交換コストといった問題を直接的に解決しています。Vidyutはまた中古EVの販売と融資にも注力しており、インドの主要都市で事業を展開しています。
同社のビジネスの80%は商用車が占めている一方で、残りの20%は個人通勤セグメントからの収益です。Kothi氏は将来的に、特に乗用車セグメントでBaaSの採用が増加することを期待しています。

出典 : https://yourstory.com/2025/02/ev-financing-startup-vidyut-bags-25m-fuel-battery-service