インドのスタートアップ界に新たな100億ドル基金が誕生

BENGALURU（ベンガルール）- Prime Venture Partnersが、新興インドのスタートアップへの投資に特化した1億ドルのベンチャーキャピタルファンドを立ち上げました。これは、デジタルネイティブのスタートアップに対する投資家の信頼を象徴する動きです。

最新の基金は、アメリカ、シンガポール、ヨーロッパ、中東に渡る投資家から80%以上の資金を集めています。初期投資は200万から400万ドルで、後続の資金調達で1つのベンチャーごとに合計1200万ドルまで拡大する見込みです。Primeは、フィンテック、人工知能（AI）、グローバルSaaS、デジタルインディアを中心に、16から18社のスタートアップへの投資を計画しています。

インドのスタートアップの環境は劇的に成長しており、100社以上の「ユニコーン」と呼ばれる企業に到達し、ここ10年で1400億ドルを超えるベンチャーキャピタル投資を集めています。この場は、アドハー（Aadhaar）、UPI、ONDCといった強力なデジタルプラットフォームに支えられています。

Priven Advisorsの共同創設者であるサンジェイ・スワミー氏は、投資家たちはインドのスタートアップ環境へ長期的に前向きな見通しを持っており、AIとディープテクノロジーは投資戦略でますます重要になってきていると述べています。投資を行うにあたって新しい分野が展開され、テクノロジー企業のIPOも強い投資家の関心を集めています。Primeは2012年以降、50社を超える新興企業に投資し、いくつかの企業からは成功裏に撤退しました。

出典 : https://timesofindia.indiatimes.com/business/india-business/prime-venture-partners-launches-100-million-fund-to-invest-in-early-stage-indian-startups/articleshow/118720980.cms