インドのスタートアップ創業者の給与、大幅減少！”資金冬の時代”を乗り越える経営戦略とは？

2023年度から2024年度にかけてのインドのスタートアップの創業者たちの給与が、平均で25.4%下落し、その給与額は5.44 Crルピーにまで低下しました。
これは、前年度の平均7.3 Crルピーからの大きな下落であり、資金調達の厳しい環境が続いています。
“資金冬の時代”と形容されるこの期間中、30のインド技術系スタートアップの54人の創立者たちは、合計で291.5 Crルピーの給与を受け取りました。

インドの政府は、この状況に対応するため、2024年7月に提示された予算で、スタートアップに対するエンジェル税を免除しました。
しかし、世界的な不透明感が高く、インドのスタートアップへの投資は2021年の$42 billionから2022年には$25 billionに、さらに2023年には$10 billionにまで低下。

報告書によると、調査対象の30社は、合計で73,715 Crルピーの運営収益を報告しており、その中の11社は合計で4,876 Crルピーの損失を抱えている一方で、残りの企業は総利益で7,960 Crルピーを報告しています。

創業者の中でも、FirstCryの創業者であるSupam Maheshwari氏が103.8 Crルピーの年間給与で首位に立っていますが、これは前年の200.7 Crルピーからほぼ半減しています。
Zerodha創業者のNikhil Kamath氏とNithin Kamath氏はそれぞれの給与が減少しているものの、他の収入源を含めると、それぞれが年間96 Crルピーを受領しています。

出典 : https://hr.economictimes.indiatimes.com/news/trends/startup-founders-salaries-drop-over-25-pc-in-india-in-fy24-report/118837356