インドの新興EV市場で利益へと舵を切るOla Electric

Ola Electric Mobility Ltd.は、会社全体のコスト削減と効率化ドライブを完了し、来期の利益確保への道を整えたと発表しました。バンガロールに本社を置く同社は、2024年11月に開始したネットワーク変革と運用経費削減プログラムが、毎月90 Crルピーの持続可能なコスト削減をもたらしたと報告。この結果、2026年度第1四半期までに自動車セグメントでEBITDAのブレークイーブンを達成する見込みです。

プログラムでは、全地域の倉庫を閉鎖し、直接工場から店舗への発送、登録プロセスの自動化、販売およびサービスネットワークの合理化などが実施され、これにより車両在庫日数は35日から20日に、顧客の配達時間は12日から3〜4日に短縮されたとしています。

会社が直接消費者に販売を行っているため、登録代行業者とのコスト削減と登録プロセスの効率化を目的に話し合いが行われたことも明かされました。販売数は着実に伸びており、順応化は間もなく正常化すると予想されます。CEOのアガルワル氏は、登録プロセスが「合理化された」とSNSで述べ、登録件数は前月レベルに戻り、滞っている登録を次の10-15日で解消するだろうと投稿しました。

2025年度第3四半期には営業収益が前年比19.4%減少し、562 Crルピーの純損失を抱えていたOla Electricは、このコスト削減が財政圧力を緩和する手助けになるとしています。また、車両登録数は日々800台以上を超え、2025年1月と2月の平均日販売数を上回っています。

同社は、これらの構造改革により、インドの急速に進化する電気自動車市場での長期的な収益成長の基盤を築いたと信じています。

出典 : https://yourstory.com/2025/03/ola-electric-targets-profitability-q1-fy26-amid-cost-cuts