インドスタートアップ界、資金調達に新たな春—記録的な週間を迎える

インドのスタートアップ界にとって、3月は幸先の良い月となっています。ネオバンクのZolveが大きな取引を行ったことで、連続2週間、ベンチャーキャピタルからの資金流入が増加の傾向を示しています。
３月第２週の総資金調達額は$412 millionで、17の取引が行われました。この額は先週の$361 millionを上回り、今年の1週間で最も高い額です。

2月の資金調達減少に続き、この増加はスタートアップエコシステムにとって喜ばしいニュースと言えるでしょう。その中でも、成長カテゴリーが特に多くの資本を調達しています。
しかし、マクロ経済の課題など不透明な要素も多く、この傾向が続くかは未知数です。株式市場の下落や経済の減速も、投資の流入に影響を及ぼす可能性があります。

インドスタートアップ界では、他にも注目すべき動きがあります。教育技術関連のユニコーン企業Physicswallahは、IPOに向けた準備を進めています。また、Bessemer Venture Partnersは、インドに特化した$350 millionのファンドを設立しました。
主要取引では、ネオバンクのZolveがCreaegisやHSBC、SBI投資などから$251 millionを調達。特化化学品を扱うScimplifyは$40 million、Purple Style Labsも同額を調達しました。エネルギー貯蔵スタートアップのAmpereHour Energyは$5 millionを、そしてバックパッカーホステルブランドgoSTOPSは35 Crルピー（約$4.2 million）を、それぞれ調達したことが報告されています。

出典 : https://yourstory.com/2025/03/weekly-funding-roundup-march-8-14-vc-inflow-contin