インド経済の新たな潮流！記録的なM&AとPE取引の興隆

インドでは、グラント・ソーントン・バラットのディールトラッカー報告書によると、過去3年で最も高い月間取引量となる合計72億ドルに上る226件のM&A（合併・買収）およびプライベートエクイティ（PE）の取引が2025年2月に発表されました。
これは前年同月比で取引量が67%増、取引額は5.4倍増という驚異的な成長を示し、前月比でも14%の増加がありました。

国内取引はM&A取引量の68%、取引額の78%を占め、特にゼン・テクノロジーズとニトコが各々4社を買収するなど、大型の取引に貢献しています。
また、オンジーシー-エヌティーピーシー・グリーンによるアヤナ・リニューアブル・パワーの23億ドル規模の取引や、トレント・グループによるイレリア・スポーツ（グジャラート・タイタンズ）の8.72億ドル規模の取得などが注目されました。

一方で、PE取引は141件、24億ドルと2022年5月以来の高水準を記録し、シードからシリーズAまでの初期段階投資が取引量の約半数を占めるなど、アクティブな動きが見られました。
今後も、2025年のインド連邦予算の提案が、特に製造業、エネルギーおよび天然資源、インフラ管理、銀行および金融サービスの分野で取引活動を促進すると予想されており、その進展が注目されます。

出典 : https://yourstory.com/2025/03/india-sees-record-deal-activity-in-february-at-72-billion-dollar