インドの自動車市場波乱！ マルチスズキ、価格改定と輸出戦略で動向

インドの大手自動車メーカーであるマルチスズキが、2025年4月8日から複数の車種の価格を引き上げると発表しました。この価格改定は最大で62,000ルピーに達し、それはグランドビターラの全モデルに影響します。
また、エコーに22,500ルピー、ワゴンRに14,000ルピー、MPVのエルティガとXL6には12,500ルピーの値上げがあります。一方で、フロンクスというサブコンパクトSUVは2,500ルピー程度の小幅な値上げとなります。

この価格上昇は、増加する原材料費や運用コスト、新機能追加などが理由です。さらにマルチスズキは2024-25年度に2,234,266台のトータル販売を記録し、前年度比4.63％増となったと報告。特に、グランドビターラやブレザ、フロンクスを含むユーティリティーセグメントは年間12.12％増の720,186台を売り上げました。

輸出では、332,585台を達成し、前年比17.49％増という結果に。トップの輸出市場は南アフリカ、サウジアラビア、チリ、日本、メキシコです。輸出拡大の一環としてマルチスズキは、新たにフロンクスとジムニー5ドアの日本向け輸出を開始しました。
これらの動きにより、インド国内の車市場において、マルチスズキは強固な立場を保ち続けています。

出典 : https://auto.hindustantimes.com/auto/cars/maruti-suzuki-grand-vitara-wagonr-ertiga-prices-to-increase-from-april-8-check-details-41743652030565.html