インドの旅行業界、電動バス製造への大胆な進出

EaseMyTripが全く新しい子会社Easy Green Mobilityを立ち上げ、電動バス（ebus）の製造市場に参入します。この動きは、同社がノンエア事業を拡大し、急成長を遂げている電気自動車（EV）およびモビリティ分野での影響力を確立する戦略の一環です。
Easy Green Mobilityは、2027年から2028年にかけて国内で2,000台以上のebusを運行することを目標にしており、EaseMyTripはR&D、製品開発、製造工場設立に20億ルピーを投資する計画です。
さらに、EaseMyTripは同社が所有する他の子会社YoloBusを通じてebusの運行も手掛けます。
これらの取り組みは、インドのEV産業が急速に拡大している中で発表され、市場の注目を集めており、特に公共車両の電動化に政府も注力しています。
またEasy Green Mobilityは、4,000から5,000台のebus生産能力を持つ工場の建設を初期段階で計画しており、生産能力は今後増加していく予定です。
このニュースを受けてEaseMyTripの株価は一時、12％以上の上昇を記録しています。
会社はこの新しいリリースによって、OTA市場の競争相手であるixigoなどの他の大手自動車企業とも競合することになります。

出典 : https://inc42.com/buzz/easymytrip-forays-into-ebus-manufacturing-sets-up-new-subsidiary-easy-green-mobility/