インドがスタートアップを加速、新支援策を発表

インドの商工省大臣ピユーシュ・ゴヤル氏は、全国の新興起業家の問い合わせに応じるためのヘルプラインとして、スタートアップ・インディア・デスクを産業推進部内に設立すると発表しました。

このデスクは、簡単な4桁の通話料無料番号で、地域言語によるアクセスを可能にし、リソースやガイダンスを提供します。
ゴヤル氏は、新たに開設されたヘルプラインが、起業家たちが懸念を声に出したり、エコシステムの改善を提案したり、直面する挑戦を指摘したりするための重要なツールになると説明しています。

さらに、スタートアップ向け資金であるスタートアップ基金（FFS）の第2回目の承認も発表され、その資金は10000クロールピーに達しています。今年の第1回目の分配として、2000クロールピーがインド小規模産業開発銀行（SIDBI）に分配される予定です。この資金の大きな割合は、小さなスタートアップへのシード資金や新興技術革新の支援に回されます。ゴヤル氏は、AI（人工知能）、ロボティクス、量子コンピューティング、マシンラーニング、精密製造、バイオテクノロジー、半導体設計などの最先端技術に取り組むスタートアップを優先すると強調しました。

ハイリスクなベンチャーに焦点を当てたこの基金は、インドがグローバルな革新の目標を達成するための重要な投資であるとゴヤル氏は述べています。
彼はまた、SIDBIに対して、起業家たちが自身のビジネスを成長させるために基本サービスを利用できるよう各州に少なくとも1つのサポートセンターを設置するよう促しました。

出典 : https://timesofindia.indiatimes.com/business/india-business/startup-india-desk-to-be-established-in-dpiit-as-helpline-for-entrepreneurs-piyush-goyal/articleshow/120020828.cms