AI技術でインドの才能を活用、アメリカのユニコーン企業が新R&Dセンターを開設

データ管理分野のアメリカのスタートアップ企業、レルティオは、ベンガルールに新たな技術ハブを開設しました。
この施設は彼らの研究開発（R&D）の中心となり、人工知能（AI）を使って複数のデータソースをリアルタイムで1つに統合するサービスを提供します。
2017年にインドでの運営を開始した同社は、本年度のチーム規模を70%増加させることを目指しています。
エンジニアリング、製品管理、顧客サポートのチームがインドセンターにて活動しており、今年度はこれらの部門での採用を拡大する計画です。

レルティオはこれまでに合計2.37億ドルを調達し、現在の企業価値は約17億ドルに達しています。
マニッシュ・スードCEOは、「インドの学校から出てくる才能ある新卒生はAI技術に既に精通しており、私たちはその才能を活用し、専門知識と融合させたい」と述べました。
このセンターは、インド市場でのビジネス展開の可能性も開かれることを意味しています。

インド内では、コグニザントやインフォシス、PwC、タタ・コンサルタンシーサービスなどの企業と協力しており、年間定額売上げは1.55億ドルを超えています。
AIの時代においても、新しい仕事の創出につながるとスードCEOは語っています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/artificial-intelligence/ai-unicorn-reltio-opens-rd-centre-in-bengaluru-plans-to-hire-in-india/articleshow/120103681.cms