デリー政府、女性向けEV補助金政策を推進－非電動車の使用停止も計画

デリー政府は、エコな輸送システムの普及を目指し、電動自動車（EV）政策2.0を提唱しています。この新政策により、女性は電動二輪車の購入に最大36,000ルピーの補助金を受ける機会があります。この特典は、運転免許を持つ最初の1万人の女性が利用できます。
さらに、この政策により、運送業界でも商用車両の電動化を後押しするために、多顧客向けの様々なインセンティブが用意されています。

政府は、電動二輪車の普及促進のために1kWhあたり10,000ルピーを購入補助金として設定し、また、現行の化石燃料を使用する二輪車をスクラップに出すオーナーには更に10,000ルピーの追加インセンティブが提供されます。

新たな政策案では、CNG（圧縮天然ガス）で動くオートリキシャの登録停止も含まれており、国内の環境改善に対する強い意志が示されています。これに伴い、2025年8月15日以降は、化石燃料を使用する三輪車の新規登録も許可されなくなる見込みです。
政策はデリー内閣の承認後に公表され、2030年3月31日まで有効となります。
この政策により大気汚染の問題に取り組むと同時に、EVへの積極的な移行を進める方策が盛り込まれているのです。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/two-wheelers/delhi-govt-likely-to-offer-up-to-36000-subsidy-to-women-under-ev-policy-2-0/120204380