インドのエドテック企業、過去最高の評価額で新たな資金調達

PhysicsWallahは、アジアのヘッジファンドHornbill Orchidが主導する1億5000万ドルの資金調達ラウンドの最終段階にあり、これによって企業価値は28億ドルに達し、前回の評価額よりも150%以上増加します。

また、Lightspeed Venture Partnersなどのベンチャーキャピタルからも追加資金が投入される見込みです。PhysicsWallahは、有名な教師であるアラク・パンデイによって2016年に設立されたYouTubeチャンネルから始まり、エンジニアリングや医学の入試のためのコーチングを提供してきました。

2022年には、初の資金調達ラウンドでWestBridge CapitalおよびGSV Venturesから1億200万ドルを調達し、11億ドルの評価額でした。この動きは、エドテック業界の大型の資金調達が久しく見られなかった中で行われるもので、業界関係者は当面、最大の取引として注目されると述べています。

Hornbill Orchidは、中国のプライベートエクイティファームOrchid Asiaに支えられたインドに焦点を当てたヘッジファンドで、元Avendus Private Equity InvestmentアドバイザーのCEO、マノジ・タクールによって設立されました。

PhysicsWallahは、2023年度にオフライン事業の拡大に伴い、収益が前年度から三倍に跳ね上がりましたが、急速な成長を目指す一方で、利益性をいくらか犠牲にしているとのことです。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/hornbill-orchid-in-talks-to-lead-physicswallahs-150-million-funding-at-2-8-billion-valuation/articleshow/113135823.cms