インド新興フィンテック「Bachatt」、大注目の夢拡げるシード資金調達

インドの新たなフィンテックスタートアップ「Bachatt」が、$4 millionドル（約34 Crルピー）のシード資金を確保し、デジタル節約プラットフォームの次の段階に向けた準備を進めています。
LightspeedとInfo Edge Venturesの共同主導で行われたこの資金調達により、Bachattは、自営業者や固定給のない個人を中心に金融サービスを提供することを目指しています。同社のアプリは、1日あたり51ルピーから200ルピーの範囲でシステマティック投資計画（SIP）を開始できるよう設計されており、月収30,000ルピーから70,000ルピーを稼ぐ人々を対象にしています。

この資金調達には、Urban Companyの共同創業者Abhiraj Bhal、L&T FinanceのSunil Prabhune、OYOの幹部Abhinav SinhaとManinder Gulatiなど、業界の著名人も参加しています。フルローンチに向けた資金の使途はアプリの発売、チームの拡大、技術の向上、Tier 2およびTier 3の都市での顧客獲得に加速を図るためです。
さらに、Bachattは、共済金融サービスに頼りがちだが柔軟性に乏しいインドの自営業者の市場に、ローン、定期預金、クレジットカードといった幅広い金融商品を計画しています。そのビジョンとして、今後数年間で2000万から3000万人のユーザーを獲得することを目指し、金融の包括化と富の創出につながるものと見られています。
Bachattは、金融技術の進化を続けるインドにおいて変革の力と位置づけられており、大いに期待されるプロジェクトです。

出典 : https://bfsi.eletsonline.com/bachatt-secures-4m-seed-funding-to-revolutionise-daily-savings-for-indias-self-employed/