インドのTVSモーター、革新的EV展開へ

TVSモーターカンパニーは、いくつかの電気自動車(EV)製品が「最終段階」にあり、これらの製品の市場投入は戦略的にタイミングを見計らっていると発表しました。全体のEV売上はFY25年度に₹3,364 Crルピーに達し、販売台数は前年度比44%増の2.79 Lakh台を記録しています。

CEOのKN Radhakrishnan氏は、今年の第4四半期（Q4）の業績発表会で、「これらの製品は今後数四半期内に市場に出ることになる」と述べ、EVだけでなく従来のICE（内燃機関）製品への投資も続けていることを強調しました。また、同社は政府の生産連動型インセンティブ(PLI)スキームの恩恵をうけ、Q4のEBITDAマージンにフルイヤーPLIプログラムの効果が全て反映されていることが明らかにされています。

同社は、EVバッテリーセルのインド国内生産を計画しており、Lucas TVSという自動車電気部品メーカーがEVバッテリーパックの生産を始めているとも報告されています。二輪市場は引き続き成長が見込まれており、TVSは「マーケットのダイナミクス」とともに新製品の投入を続けていく方針です。さらに、Norton Motorcyclesという、TVS傘下にある英国の伝統的バイクメーカーが、新製品の国際市場での発売も予定しているとのことです。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/industry/tvs-motor-strategically-times-product-rollout-to-match-market-dynamics/120736325