QEDインベスターズ、インドとアジア太平洋の金融テクノロジーに大規模投資

アメリカのベンチャーキャピタルであるQEDインベスターズが、インドを中心とするアジア太平洋地域のスタートアップへの投資を発表しました。
今後5年間にわたり、2億5千万ドルから3億ドルの資金を注入すると発表されると共に、特に金融技術に特化した投資を行う方針です。
これまでにQEDは、インドでの新興銀行プラットフォームのJupiterやデジタル中心のクレジットカード会社OneCardなど、多くのハイグロース・スタートアップを支援してきました。
その投資額は、過去半十年間で約2億2千万ドルに上ります。

QEDの投資戦略は初期段階から成長段階の企業に及び、特に金融サービスへのアクセスを革新する事業に注目しています。
そのための資金は今年立ち上げた国際規模の9億2500万ドルの基金から提供される予定です。

インド以外にも、インドネシア、シンガポール、日本、韓国、オーストラリアの新興フィンテックハブがQEDのターゲットとされています。
設立者であり、キャピタルワンの共同創業者であるナイジェル・モリスは、QEDを世界中でフィンテックの変革に投資する会社として確立しました。
クレジットカルマ、クラルナ、ヌーバンクなど、国際的なポートフォリオを構築しています。
この新たな投資フェーズを通じて、アジアでの次なる金融サービスを力強く後押しする計画です。
インドとアジア太平洋地域がフィンテック革新の中心地としての重要性が高まる中、世界のベンチャーキャピタル投資の流れが長期的な成長市場へと向かっています。

出典 : https://www.siliconindia.com/news/startups/us-venture-capital-firm-qed-investors-to-invest-300-million-in-india-and-apac-to-fuel-fintech-startups-nid-235853-cid-19.html