英国がビザ制度の乱用対策に着手、インドも関与する問題への注視必至

英国政府は、留学や就労のビザを利用して英国に入国後、難民申請をする外国人に対する取り締まりを強化しています。パキスタン人がそのようなケースで最も多いとされ、その数は前年比79%増の10,542に上ります。
これに対応するため、英国内務省は個人の詳細プロファイルを収集し、問題を早期に特定するインテリジェンスの構築に努めていると語っています。新たな移民政策を含む「移民白書」の公表も予定されており、体系的な計画を発表することで移民システムの改革に乗り出します。

また、インド人も英国で難民申請をするトップ10の国籍に名を連ねており、全体のわずか1%を占めています。これはパキスタンやアフガニスタン人の53%、イラン人の64%と大きく異なる数字です。
さらに、ラボール党政権は、移民にかかる費用の増加を理由に、移民数の削減に取り組むよう圧力を強められています。しかし、昨年はビザを持つ人々による約40,000件の難民申請があり、これには留学生16,000人、労働ビザ保持者11,500人、観光ビザ保持者9,500人が含まれていました。
政府は移民数の削減を公約しており、前政権の取り組みがある程度の影響を見せていますが、移民コストの増加に対する批判は依然として高まっています。

出典 : https://m.economictimes.com/nri/latest-updates/uk-plans-crackdown-on-misuse-of-study-work-visas-for-asylum-claims/articleshow/120954358.cms