インドとパキスタンの緊張下でも屈しないEコマース

インドとパキスタン間の緊迫した国境事情にも関わらず、ZeptoやBlinkit、Swiggy Instamart、Flipkart Minutesといったクイックコマースプラットフォームは、荷役に支障をきたすことなくサービスを提供し続けています。
ジャンム・カシミール、パンジャブ、グジャラート、ラジャスタンなど複数の地域で、これらのサービスが影響を受けていないことが確認されました。状況の悪化にもかかわらず、市民はロックダウンのような事態を警戒して、必需品や現金を買いだめしています。

特にパキスタンに隣接する州では、ある種のアイテムに対する需要が急上昇しており、アプリを通じて配達可能時間についてのお知らせがなされています。例えば、Blinkitアプリは一部地域のユーザーに対し、「今日は9時までのみ配達可能です。ご購入は計画的にお願いします」と告知しました。

しかし、連邦食品消費者事業大臣のプラハラド・ジョシ氏は、民衆に対して必需品を買いだめする必要はないと強調し、国内には十分な在庫があると述べています。石油会社からも、インドは十分な量のガソリン、ディーゼル、LPGを保有しており、パニックによる買いだめに走る必要が無いとの安心のお知らせがありました。

出典 : http://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/quick-commerce-platforms-sees-little-impact-in-border-towns-and-cities/articleshow/121036083.cms