インドのフードデリバリー業界、赤字拡大の中で成長を遂げるSwiggy

インドでフードデリバリーやクイックコマースの先駆けとなっているSwiggyが、今年の3月末までの四半期に1,081.18 Crルピーの純損失を報告しました。これは前年同期の554.77 Crルピーの損失に比べてほぼ倍増しています。
損失の増加は、インスタントに商品を届けるクイックコマース事業「Instamart」への積極的な投資が主な原因で、その結果、運営収益は前年同期比で45%増の4,410 Crルピーへと大きく伸びました。
しかし、総支出も前年同期比で約50%増の5,609.6 Crルピーを記録し、顧客獲得のための展開とコストがかさんでいます。

それでも同社の主力であるフードビジネスは順調に成長し、注文総額は17.6%増の7,347 Crルピーを達成しました。Instamartも注文平均値を13.3%増やし、316の新たな物流拠点を開設するなど、快進撃を続けています。
Swiggyは、激しい市場競争の中で顧客獲得により積極的に投資した結果、月間の取引ユーザーが40%増の980万人になりました。
最高経営責任者のSriharsha Majety氏は、クイックコマース市場の成長と競争の激化を指摘しつつ、消費者にとって前例のない便利さを提供するビジョンに集中して成長を続ける方針です。

出典 : https://www.siliconindia.com/news/business/swiggys-q4-loss-expands-to-rs-1081-crore-during-heavy-quick-commerce-investment-nid-235978-cid-3.html