スウィギーのIPO計画：損失削減と株式募集の増加戦略

インドの食品配達大手Swiggyは、財務年度24に損失額を前年度の417.9億ルピーから235億ルピーに44%削減しました。
この成功に続き、同社は10月3日の臨時株主総会で、改訂された新規株式公開（IPO）計画について株主の同意を得る予定です。
当初は375億ルピー（約450百万ドル）を計画していた新株発行を、500億ルピー（約600百万ドル）に増やすことを提案します。
この強気の動きは、インドのテックスタートアップの公開市場への投資家関心が再燃している中です。

Swiggyは、当初の12.5億ドルから14億ドルへとIPOを通じて資金調達を増やすことを目指しており、主に食品配達の他、インスタマートによるクイックコマース分野へと事業を拡大しています。
しかし、競合のBlinkitやZeptoに対抗しながらも、Instamartは苦戦が伝えられています。
さらに、フリップカートやタタ所有のBBバスケットも独自のクイックコマースモデルへとシフトしており、競争は激しさを増しています。

財務面では、Swiggyは赤字を減らしましたが、FY24では依然として大きな損失を出しており、前途には多くの課題が残っています。
一方で、ライバルのZomatoは利益を増やし続けており、市場の競争はますます厳しくなっています。

出典 : https://inc42.com/buzz/swiggy-to-increase-ipo-size-eyes-inr-5000-cr-via-fresh-issue/