インド発：未来の計算を担う量子コンピューティングの突破口

インドの量子コンピューティングスタートアップClassiqが、最近の資金調達ラウンドで1.1億ドルを集めました。これにより、同社の総資金調達額は1.73億ドルに達しています。量子コンピューティングは、現在のシステムでは数百万年かかる計算を実行できる可能性を秘めており、医学、化学など多岐にわたる分野での新たな発見につながると期待されています。

今回の資金調達はEntree Capitalが主導し、Norwest、NightDragon、Hamilton Laneなどが参加しました。創業からわずか2年のClassiqは、顧客基盤と収益を毎年3倍に増やしており、BMW、Citi、Deloitteなど大手企業や、Microsoft、Nvidia、AWS、多数の大学とも協力関係にあります。

アルファベットのGoogle、Microsoft、Cisco、Amazonが近月量子コンピューティングチップを発表し、Nvidiaも量子コンピューティングラボの開設を計画しています。PsiQuantumなどのスタートアップもシステム構築のために数億ドルを調達しています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/israeli-quantum-computing-firm-classiq-raises-110-million-in-private-funding/articleshow/121109261.cms