インドのスナック企業Farmley、全方位成長へ向けた資金調達

インドのスナックブランドであるFarmleyは、L Cattertonを主体とする資金調達ラウンドで$40 millionを集めました。
この成功は既存の投資家DSG Consumer Partnersも参加をしました。共同創業者のアビシェク・アガルワルによると、今回の資金調達は70%が新株発行で、残りは初期投資家や従業員持株制度（Esops）の売却だったとのことです。
新しく得た資金は、インド国内での流通チャネルの拡大や輸出の促進、さらには資本支出のために使用される予定です。
2017年にアカッシュ・シャルマとアガルワルによって設立されたFarmleyは、のいだ地ツクを拠点とし、マカーナ（蓮の実）を使ったスナックや様々なナッツ類、乾燥フルーツなどを提供しており、約5000人の農家から直接原料を調達しています。

アガルワルによれば、Farmleyの売上はEコマースから35%、クイックコマースから40%を得ており、現代の商業で10%、一般商業が7-8%、そして残りは航空会社などの機関チャネルからのものです。
FY25には売上が55%成長し、月間の売上平均は約40 Crルピーに達しました。
今後、オフライン流通チャネルを拡大することで、急速な商業成長を目指します。
また、既にアメリカ、オーストラリア、カナダ、シンガポールでの商品テストを行っており、グローバル市場への展開も視野に入れています。

このスタートアップはこれまでに合計$55 millionの資金を調達しており、最後に$6.7 millionをBC Jindal Group主導のラウンドで調達しました。
投資についてL Cattertonのアンジャナ・サシダランは、Farmleyの高品質な製品と果実・ナッツ供給能力の強さ、さらに各販売チャネルでの重要なパートナーとしての地位が、カテゴリーでの成長に欠かせない要因であるとコメントしました。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/healthy-snacking-brand-farmley-bags-40-million/articleshow/121085521.cms?UTM_Source=Google_Newsstand&UTM_Campaign=RSS_Feed&UTM_Medium=Referral