インドの電動二輪車メーカーAther Energy、上場へ向け動き出す

Ather Energyは、新たな資本として310億ルピーを調達し、既存投資家が2200万株を売り出すための公募株式の初期申し込みを行ないました。
株を売り出すのは創業者のTarun MehtaとSwapnil Jain、Tiger Global、国家投資基金、Flipkartの共同創設者Binny BansalのThree State Ventures、IITマドラスのインキュベーションセルです。
主要株主でありプロモーターでもあるHero MotoCorpは、IPOを通じて株を売却する予定はありません。

Ather Energyは、この資本を利用してマハラシュトラに新しい電動二輪車工場を設立し、研究開発に投入する計画です。
この計画により、100万台の電動二輪車とバッテリーパックを年間生産することになります。
昨年、同社は10,830台の電動スクーターを販売し、一年前から51%の増加を達成し、市場シェアは12.2%となっています。
これにより、Ather Energyはインドで4番目に大きな電動二輪車メーカーとなりました。
また、同社は昨年において、運営からの収入が約175.4億ルピーと微減しましたが、損失は106億ルピーへと拡大しました。
今後、Ather Energyの動向にはますます注目が集まるでしょう。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/technology/ather-files-for-ipo-to-raise-rs-3100-crore-in-fresh-capital/articleshow/113197516.cms