タタグループ支援のオンライン薬局1mg、オフライン市場へと拡大を加速

タタグループが支援するインドのオンライン薬局1mgが、オフライン市場の拡大を見据えた投資フェーズに再び突入したようです。これは外部からの資金調達をめぐる話し合いの中で明らかになりました。タタグループは2021年に1mgに戦略的な出資を行い、その後の2022年にタタデジタルを通じて4000万ドルを追加で調達しています。

また1mgによれば、2025年度には売上が30-35%増加し、2500-2600 Crルピーに成長すると推定されています。現在、1mgはオンライン薬局とデジタル診断サービスを主力とし、病院やクリニック、保険会社と提携して事業を展開しています。さらに、肥満や癌など特定の病気の管理に関する全方位的なアプローチの構築も進めているとのことです。

市場の動向を見ると、オンライン薬局市場の競争は旧市場リーダーであるPharmEasyの事業再編にともない安定してきました。PharmEasyは昨年、債務問題に対処するために90%の値下げを伴う割引権利発行を行っています。そして、1mgはオフラインストアの設置やBigBasketとの提携を進めることで、30分以内の配送を可能にしていく方針を明らかにしました。しかし、急速な配送サービスの拡大には、資本集約的で規制要件が厳しいという課題があるようです。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/tata-1mg-plans-more-offline-forays-as-it-looks-to-raise-300-million/articleshow/121145540.cms?UTM_Source=Google_Newsstand&UTM_Campaign=RSS_Feed&UTM_Medium=Referral