シンガポールのGICがインドのフィンテック大手Growwに出資

シンガポールの政府系ファンドであるGICは、インドバンガロールを拠点とするフィンテック企業Growwへの2.14％の株式取得について、競争法委員会（CCI）に承認を求めました。この出資は、推定で2億5000万ドルから3億ドルの大型資金調達ラウンドの一環であることが明らかになっています。
GICは、約1億5000万ドルを出資する主導者と見られており、Growwは既存の投資家であるTiger Globalも参加に向けて交渉を行っています。この資金調達ラウンドによって、Growwの企業価値はポストマネーで約70億ドルに達する見通しです。
これは、2021年の最後の私募市場評価額30億ドルの倍以上の価値です。このプレIPOラウンドは、Growwが今月末までに市場規制当局Sebiに目論見書の草案を提出する計画に先立っています。Growwは上場を通じて約7億ドルを調達することを目指しています。
また、Growwはインド最大の株式取引プラットフォームで、約1300万人のアクティブトレーダーを持つとともに、大手の相互基金販売事業者でもあります。2024会計年度には、3,145 Crルピーの運営収益を報告していますが、アメリカからインドへの企業再編に伴う一時的な税金の支払いが原因で、805 Crルピーの純損失を記録しています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/technology/singapores-gic-seeks-cci-nod-to-acquire-2-stake-in-groww/articleshow/121190087.cms