インドの物流ユニコーン「Porter」、IPO前の大幅な評価額向上

Peak XV Partners（旧Sequoia India & Southeast Asia）は、物流スタートアップのPorterからプレIPOで珍しい退出を行いました。投資した116 Crルピーに対して、11倍のリターンを確保しました。これは情報に詳しい人々によるところです。
Porterは最近、Kedaara CapitalとWellington Managementから2億ドルの資金を調達し、その評価額を12億ドルに押し上げ、ユニコーンクラブ入りを果たしました。
Peak XVにとって、公開市場デビュー前に企業の株式を売却するのは今回が初めてで、IPOまで高成長資産を保持してきた同社の戦略的変化が顕著です。Porterからは実際に1,200 Crルピー以上が現実化価値として獲得され、初期段階の投資から利益を得る能力を強調しています。
2023年のリブランディング以来、Peak XVはZomato、Mamaearth、Truecallerといった有名企業から出資を行い、12億ドル以上のエグジット資金調達を達成。しかし、Byju’s、K12 Techno、Pocket Acesといったパフォーマンスの低い企業への露出も減らしています。これは、より慎重な資金調達環境の中での戦略的再調整を示しています。
Porterにとっては、新しい都市への拡張、テクノロジーの統合、および潜在的な買収に資金を投じることになります。同社はオンデマンドのトラッキングサービスとハイパーローカルロジスティックスを展開しており、FY24には前年比56％増の2,733.8 Crルピーの収益を報告し、損失も45％削減しました。
Peak XV自体は、ディープテック、AI、半導体などの分野に焦点を当てた初期段階のスタートアップに投資するため、14億ドルのファンドを調達中です。

出典 : https://www.cnbctv18.com/business/startup/peak-xv-scores-return-in-rare-pre-ipo-exit-from-logistics-unicorn-porter-19605775.htm