インドの広告テクノロジースタートアップ、InMobiがIPOに向け大きな一歩

InMobiは2007年に創業されたインドの先駆的なユニコーン企業で、世界中のアプリ開発者に向けたマーケティングと収益化技術を提供しています。ソフトバンクの支援を受けながら、人工知能（AI）能力の強化とAIに特化した買収に向けて資本を活用する予定です。
最近では、Mars Growth Capitalから約84億ルピー（約1億ドル）の借入金を確保し、2025年から2026年にかけての公開を見据えています。
創業者であるナヴィーン・テワリ氏は、AIが同社のビジネスの基盤であり、ロック画面の体験やInMobi広告プラットフォームへの力を入れていると述べています。
また、姉妹企業のRoposoも、インフルエンサー主導のコマースモデルから、より広範なソーシャルコマースプラットフォームへと移行しています。この新モデルでは、ユーザーが自分の店を立ち上げ、GenAIツールを利用してオンラインで製品を販売することが可能になります。
こうした動きは、インドの広告技術市場が2024年から2030年にかけて年率25.7%で成長すると予測される中で、GoogleやMeta、Yahooといった大手との競争が激化している状況の中で展開されています。

出典 : https://inc42.com/buzz/ahead-of-ipo-inmobi-nets-100-mn-debt-to-boost-its-ai-stack/