タタ・モーターズ、EV市場でのシェア回復に向けて動く

インドの自動車大手タタ・モーターズは、電動乗用車（EV）セグメントのリーダーとして、製品ポートフォリオの拡大と更新を通じて、中長期的に市場シェア50%の回復を目指しています。同社のマネージング・ディレクター、シャイレッシュ・チャンドラ氏が記者会見での発表によると、12から20ラクルピー、さらに高い20ラクルピー以上のカテゴリーにも、新型車Harrier.evとSierra.evを投入する予定です。

EV市場が激しい競争にさらされる中、同社は18ヶ月から24ヶ月を中期と定義し、現在約40-41%の市場シェアから、再び55%に達することを目標としています。特に12から20ラクルピーのセグメントでは、すでに競合各社がプロダクトを投入しており、同社のシェアは33-35%まで落ち込んだとのこと。

チャンドラ氏は、またフリート（企業向け）セグメントにおけるEVの総所有コスト（TCO）をCNG車両に匹敵するようにする作業を進めていることも明らかにしました。この取り組みを含め、短期的には市場シェアの回復から始め、順次容量の拡大を図っていく方針です。さらに、新鮮で魅力的な製品を提供することで市場の動向に合わせてポートフォリオを拡充し、更新していく予定です。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/passenger-vehicle/tata-motors-aims-to-regain-50-market-share-in-electric-passenger-vehicle-segment/121392065