インド初のユニコーンへ、ドゥルースペットフードが巨大な投資を受ける

インドのペットフード会社、ドゥルースペットフードがネスレS.Aからの投資を受け、国内初のユニコーン企業の仲間入りを果たしました。投資額や企業評価は明らかにされていませんが、ネスレはドゥルースの少数株を取得しました。
本社発表によると、ドゥルースは独立性を保ちつつ運営され、今年6月にはL Cattertonから60百万ドルの投資を受けています。

2010年設立のドゥルースは、インド国内外に広範な流通網を構築しており、40,000以上の小売店舗と22か国への輸出を実現しています。さらに、売上拡大を目指して現在も事業を拡大中です。
「科学に基づいた栄養への強い注力により、ドゥルースはインドのペットケア業界で先導的な役割を果たし続けている」と、創業者のファヒム・スルタン氏は語っています。

現在、ドゥルースは六つの最先端製造施設と16 lakh sq. ft.に及ぶ倉庫を構え、3,400人の社員を支えに業務を展開しており、そのうち1,800人がセールスプロフェッショナルです。同社は650以上のSKUを提供しています。
インドは世界で最も急速に成長しているペットケア市場のひとつであり、ドゥルースは今後5年間で年率約20％増える市場を見込み、2028年には12億ドル以上に達すると予想しています。現在ペットを飼育しているのはインドの家庭の10％程度に過ぎませんが、成長の余地は大きいとの見方が示されています。

出典 : https://www.cnbctv18.com/business/drools-pet-food-hits-unicorn-status-with-nestles-minority-stake-19610474.htm