ベンガルール発スタートアップ、経営統合でユニコーン入り

ベンガルールを拠点とするフィンテック企業のマネービューは、同業のJifyを株式交換によって買収しました。この取引により、Jifyの主要投資家であるAccel IndiaやNexus Venture Partnersは、マネービュー株約602万株を取得し、その価値は約400万ドルになります。取引の詳細は、ビジネス情報プラットフォームToflerを通じて企業登録官事務所の記録から入手されました。

マネービューは1,000万ルピー(約12億ドル)で評価され、ユニコーンと呼ばれる企業群に名を連ねました。ユニコーンとは、評価額が10億ドルを超える企業に与えられる業界用語です。関係者によると、この過程でマネービューに新たな資金は投入されず、Jifyの従業員は今後マネービューに統合されるとのことです。

マネービューは2022年に9億ドルの評価額で7500万ドルを調達しており、そのラウンドにはTiger GlobalやApis Partnersなどの大手投資家が参加しました。マネービューは買収を確認し、この取引によりJifyがサービス範囲を拡大し、より多くの従業員と組織にリーチできるようになると述べています。

Jifyは、サラリーマンが月途中で資金が必要な時に、すでに働いた日数に相当する給料の前払いを提供しています。250以上の大企業にサービスを提供し、マネービューを通じて、これまで経済的にサービスを受けられなかったインドの消費者に、個人信用、UPI、保険、貯蓄、住宅ローン、不動産担保ローンなどの商品を提供できるようになると発表しました。

マネービューは、デジタル融資会社のInCredと共に、ユニコーンクラブに加わりました。InCredは2023年12月に10億ドルの評価額を達成しています。ユニコーンの評価のニュースはEntrackrによって最初に報じられました。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/fintech-lending-platform-moneyview-acquires-fintech-startup-jify-attains-unicorn-status/articleshow/113299253.cms