インド配車アプリ「Rapido」、配達料金設定で大手を挑発！飲食店応援の新プランとは？

Rapidoが、従来の大手ライバルであるSwiggyとZomatoと比べ、約半額の手数料で飲食店とオンライン食品配達の提携条件を最終決定しました。料理業界団体「National Restaurants Association of India」(NRAI)との合意により、Rapidoは8-15%の手数料を飲食店に請求することとなり、これはZomatoやSwiggyが請求する16-30%という手数料よりも大幅に低いです。特に小さな飲食店に有利な料金体系とされており、消費者はRapidoのアプリ上でリストされたレストランから注文が可能になります。これにより、長らくの二強の構造に挑戦する形となっています。

今回のパイロットプログラムは、6月末か7月初旬にベンガルールから開始される予定です。一方で、いくつかの小さな飲食店オーナーからは、ZomatoとSwiggyによる「高額な手数料」を批判する声が上がっています。たとえば、あるレストランオーナーは自身が運営する店がZomatoに掲載されるためには、注文ごとに30ルピー以上もの広告費が必要であるとLinkedInで訴えました。また別の小規模飲食店「Saffroma」からは、承認なしの広告や謎のサービス料で利益が出ず、Zomatoをやめるという投稿が話題になりましたが、その後削除されました。
このような状況の中でRapidoの新プランは、飲食店支援と競争の活性化に期待されているのです。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/technology/rapido-cuts-food-delivery-charges-by-half-to-counter-zomato-swiggy/articleshow/121710871.cms