インド初のAIユニコーン企業、革新的AIアシスタント「Kruti」を発表

インドで初めてとされるAIユニコーン企業、クルトリムが画期的なAIアシスタント「Kruti」をローンチしました。Krutiは、一般的なチャットボットの能力をはるかに超えるものとして位置づけられており、タクシーの手配や食事の注文、さらにはユーザーに代わっての決済といった能動的なタスクの実行が可能です。

2023年に発表された公開ベータ版から大幅な進化を遂げたKrutiは、個人化に焦点を当て、理性的な能力を強化して設計されています。インドには既に多くの会話型AIプラットフォームが存在していますが、Krutiはエージェンシー機能を実現しようという目標で差別化を図っています。

しかし、市場からの反応はまだ控えめで、実際に市場でどの程度受け入れられるかは未知数です。クルトリム社は、Krutiの能力を高めるために様々なエコシステムプレイヤーと協議を行っているとのことです。

同社の共同創設者でCEOであるバヴィッシュ・アガルワル氏は、インドにはより多くのAI企業が必要だと述べています。そして、クルトリムには2,000 Crルピーを投じ、来年までには10,000 Crルピーを投資する計画です。Ola CabsやOla Electricなど、他のベンチャー企業と同様にMatrix Partners Indiaから50百万ドルの資金調達を行いました。

インドのAIレースが激化する中、プロアクティブな行動を約束するKrutiが期待に応えることができるのか、そしてユーザーがAIアシスタントに代わって行動を許可する準備ができているのかが注目されます。

出典 : https://www.businesstoday.in/technology/news/story/bhavish-aggarwal-on-kruti-launch-the-more-the-merrier-in-ai-but-traction-is-every-start-ups-battle-480209-2025-06-12