インド起源のフィンテック革新：Asporaの変革的な起業物語

Asporaというフィンテック企業が、シリーズBの資金調達で5300万ドルを獲得しました。このラウンドはSequoiaとGreylockが共同でリードし、Quantum Light Venturesも参加しています。過去6ヶ月にわたり累計9300万ドルの資金が集められ、これには以前の投資家も名を連ねています。

Asporaの創業者であり、CEOのParth Garg氏は、本格的な金融ソリューションの構築を目指し、Stanford Universityを中退して会社を立ち上げました。同社は、特にインドの働き手が母国経済に重要な役割を果たしていることに注目し、グローバルなインド人を支援するサービスを拡充しています。

現在、イギリスやUAE、EU地域で事業を展開しており、今年の7月にはアメリカ合衆国でのローンチが予定されています。さらに、年末までにカナダ、オーストラリア、シンガポールへの拡大も計画しており、多国籍銀行業務、多様な資産クラスへの投資、国境を超えた信用・保険サービスを提供する新たな製品群の開発にも注力しています。

この資金調達を受けて、シーケンシャ・キャピタルのルチアナ・リクサンドルパートナーは、Asporaの取締役として絶賛し、同社の今後の成長とグローバルな移民向けの機会創出に対する期待を語りました。

出典 : https://www.bwdisrupt.com/article/fintech-startup-aspora-secures-53-mn-in-series-b-co-led-by-sequoia-greylock-560110