インドのユニコーン企業Zetwerk、電子部品製造拡大へ 円滑な進出を計る

インド・ベンガルールに拠点を構えるユニコーン企業Zetwerkが、プリント基板(PCB)、筐体(エンクロージャー)、熱シンクやセンサーなどの電子機械部品の製造に500～800Crルピーの投資を計画しています。同社の共同創業者ラフール・シャルマ氏が言うには、製品結びつきインセンティブ(PLI)について非常に興奮しており、多くの注目を集めているそうです。

現在政府のPLIスキームへの申請準備中のZetwerkは、台湾企業と技術提携を進め、また、韓国企業とも話し合いをしています。インド国内においては、既存の能力があるため、筐体の製造にはインド企業との提携を行います。特にノートパソコンやアップル以外のモバイルブランドの筐体に注力するといいます。

さらに中国企業との潜在的な協力も評価しており、インドの自己依存目標を支援するための重要な技術のギャップを橋渡しできる価値を認識して、少数株式取引を許可する実際的な方針変更により、政府の承認を得られ次第、これらの提携を進めていく計画です。

既にインド国内の複数の州政府とも新規プラントの設立について緊密な話し合いを進めており、プラントはウッタルプラデシュ州、ハリヤナ州、タミルナドゥ州、カルナタカ州に設立される見込みです。pcb専門の工場は既存のEMS（エレクトロニックマニュファクチャリングサービス）工場とは異なる場所に設置されるといい、その理由については、磨き制御、電力などの異なる要件があるためだと加えています。

また、プラント設立に向けて、四大会計事務所の1つを雇用して準備を進めているとのことです。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/technology/zetwerk-to-invest-rs-500-800-crore-in-pcb-electromechanical-component-manufacturing/articleshow/122007482.cms