インドの金融革新を牽引するZerodha創業者、InCredグループに参画

インドで注目の株式ブローカー・プラットフォーム「Zerodha」の創業者であるニティンとニキル・カマス兄弟が、非銀行金融会社（NBFC）であるInCred Financial Servicesを傘下に持つ、InCred Holdingsに250クロールピーの株式を購入し、マイノリティ・ステークを獲得しました。
InCredは今後4,000クロールピーでの株式公開（IPO）を控えており、デジタルと技術重視の金融サービス企業として公開市場への注目が集まっています。
「インドのクレジットエコシステムは急速に変化しており、より形式的で、よりデジタル化され、よりアクセスしやすくなっている」とニキル・カマスは述べ、InCredグループの進展に期待を寄せています。
InCredグループは、消費者金融や中小企業向け融資、教育ローンを専門とするInCred Finance、HNIs（ハイネットワース・インディビジュアル）や機関向けの資産運用や投資銀行サービスを提供するInCred Capitalなど、複数の事業を展開しています。
2022年にはInCred FinanceがKKR India Financial Servicesと合併し、2023年12月にはSeries Dラウンドでの資金調達に成功、企業評価額約1.04ビリオンドルでユニコーン企業の仲間入りを果たしました。
これらの動きは、インドの金融業界を牽引する新たな展開として、大きな注目を集めています。

出典 : http://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/zerodhas-kamath-brothers-invest-rs-250-crore-in-incred-holdings/articleshow/122027507.cms