インドHRテック大手Darwinbox、社員に富を還元—大規模Esopバイバック実施

インドの人事（HR）領域で注目の企業、Darwinboxが、社員向けの株式オプション制度（Esop）のバイバックを86クロールピーで完了しました。これは過去4年間で3度目のプログラムであり、350人以上の社員がこの制度を通じて株式オプションを会社に売却しています。
Darwinboxは過去のバイバックの詳細は明らかにしていませんが、今回が最大の取り組みだったと述べています。通常、Esopのバイバックでは外部投資家が関与しますが、Darwinboxの場合は会社自身が社員から株式オプションを買い取っています。

この動きは、Urban CompanyやMeeshoなど、他の新興企業でも見られるEsopバイバックのトレンドの一環です。Darwinboxの共同創業者であるチャイタニャ・ペッディ氏は、「社員の才能が私たちの成功の中心であり、影響だけでなく富の創出においても彼らの成長を重視しています」と述べました。

最近では、同社はPartners GroupとKKRを主導する形で1億4000万ドルの資金調達を閉じており、950ミリオンドルの評価額でした。また、主に2次取引によるもので、Lightspeedをはじめとする初期投資家もこの機会に株式を部分的に売却しています。
Darwinboxは、研究開発への投資、国際的な足場の拡大、既存顧客からの関与の強化により、FY24で前年比58％の収益増を達成しました。同社はさらなる成長を続け、FY25で50％以上の収益増を目指しています。
Darwinboxのプラットフォームは、スターバックスやマクドナルドなどの1000社以上の企業で使用され、400万人以上の社員に利用されています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/darwinbox-completes-rs-86-crore-esop-buyback-from-350-employees/articleshow/122032948.cms?UTM_Source=Google_Newsstand&UTM_Campaign=RSS_Feed&UTM_Medium=Referral