インドの新興トレーディングプラットフォーム「Sahi」、AIで市場を刷新

インド・ベンガルールに本拠を置く株取引プラットフォーム「Sahi」が、元Swiggyの技術責任者であるDale Vazと、元コタック証券の幹部Manish Jainが創業しました。
AccelとElevation Capitalが主導する資金調達ラウンドで1050万ドルを集め、製品革新を加速する計画です。
特にオートメーションに力を入れており、インド証券取引委員会（Sebi）が小売投資家向けのアルゴリズム取引を可能にする動きに合わせています。
Sahiでは、チームの拡大とインド全土へのリーチ拡大を通じて、より多くのアクティブトレーダーにサービスを提供する意向です。

アルゴリズム取引はこれまで機関投資家のみが行っていましたが、Sebiの新ルールにより2025年8月1日から小売り投資家も参加できるようになります。
Sahiは週内にも取引ウェブサイトを立ち上げ、すでに存在するモバイルとデスクトップのオファリングを拡張します。
AIを活用して、チャート重視のインターフェースとリアルタイムのGreeks、オープンインタレスト追跡、テクニカルインジケーター、ワンクリックでの取引実行などのツールを提供します。
既にアプリは20万回以上ダウンロードされ、アクティブトレーダーの月間成長率は50%に達しています。
また、Sahiは大手インカムバンドの約半額のブローカー料金として取引ごとに10ルピーを請求しています。
Accelの副社長であるManasi Shahは、AIが世界の取引を変える未来に向け、Sahiが先頭を走っていると述べています。

出典 : http://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/stock-trading-firm-sahi-lands-10-5-million-in-a-round-led-by-accel-elevation-capital/articleshow/122054466.cms