インド防衛スタートアップに巨額投資、Raphe mPhibrが歴史的な$100Mを調達

インドのドローン製造会社Raphe mPhibrが、インドの防衛スタートアップとしては最大規模となる$100 millionの資金を国際投資家から調達しました。このファンディングには、米国の投資会社General Catalystが主導し、既存投資家のThink Investmentsなども寄与しました。2017年設立のRapheは、以前に$45 millionを調達して、主にインド軍と準軍事組織向けの監視と物流用ドローンを製造してきました。

Rapheのドローンは、200キロメートルの距離を100キログラムのペイロードを運ぶ能力を持っており、CEOのVivek Mishraは、製造拡張とより長距離・大ペイロード能力を持つドローンの開発、そして国際市場への進出を計画しています。ノイダにある60,000平方メートルの工場では、3Dプリンティングや軍用規格の電子機器、カーボンファイバー複合材料を使い、年間6,000機のドローン生産が可能です。

この投資は、世界的なベンチャーキャピタルの勢いが鈍る中でのものであり、インド防衛技術への関心の高まりを示しています。Tracxnのデータによると、インドの防衛スタートアップは2015年以降$514 millionを調達し、その65%は2023年以降です。General Catalystは、Rapheの革新性がインドの自己依存と世界的レジリエンスの目標に合致し、将来の防衛部門を強固なものにすると述べています。

出典 : https://www.asiabusinessoutlook.com/news/raphe-mphibr-raises-100-million-dollars-in-largest-defense-startup-funding-nwid-9040.html