インドのデジタル決済の未来に暗雲?ネットワンのMobiKwik株式完全売却

南アフリカに拠点を置くネットワンアプライドテクノロジーズが、デジタル金融の普及に向けたインドでの約9年間の投資活動に終止符を打ちました。
ファイナンステクノロジー企業MobiKwikの株式を、立ち去り際に静かに全て売却。同社の全保有分8%にあたる62,15,620株を、一株230.16ルピーの価格でNSEにてブロックディールにより売却し、合計約143Crルピーを売却額としています。

2016年に4000万ドル(約270Crルピー)の投資を行なったネットワンでしたが、残念ながらこの投資は思うような結果をもたらすことはありませんでした。MobiKwikは昨年株式公開を果たし、一時は初めての発行価格を大きく上回る株価を記録しましたが、その後株価は不安定な動きを見せ、ネットワンが売却する段階では僅かながら利益を残す程度にとどまっています。

MobiKwikの業務面でのパフォーマンスは、2014財年の第4四半期に268Crルピーの売上げと56Crルピーの損失を記録する一方で、年間では1,192Crルピーの売上げを上げ、前年比33.9%の増収を実現している点で前進しています。
しかし、Net1の撤退は、急成長するものの変動が大きなフィンテック分野の長期的なリターンに関する重要な疑問を提起しています。インドのフィンテックセクターは著しい成長を遂げているものの、リスクとリターンが大きく揺れる投資の現実を見せつけています。

出典 : https://www.indianstartuptimes.com/news/net1-exits-mobikwik-sells-entire-stake-at-loss-after-nearly-a-decade/

【このニュース記事はAIを利用して書かれています】

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