インドのEコマース輸出、新たな飛躍へ—2030年には最大4,000億ドル規模に

インドの中央間接税関税委員会（CBIC）はEコマース輸出を刺激するため、商品をクーリエモード（宅配便）で送る際の輸出関連の利点を拡大しました。これにより、製品の輸出に対する税金や関税の戻し（RoDTEP）、国家と地方の徴収税の割引（RoSCTL）といった利点がクーリエモードを通じた輸出にも適用されることになります。
新たな措置は9月12日から効力を発し、この変更でクーリエ輸出が大きな後押しを受け、グローバルな電子商取引セクターでのインドの位置づけが強化されると見込まれています。
また、これにより小規模・中規模企業（MSME）の輸出業者の競争力を高めると共に、インドのEコマース輸出が一層スムーズに行われることが期待されます。
インド政府は2030年までに、Eコマース輸出で最大4,000億ドルの目標を掲げており、財務省による最新の推計では、その額がさらに増加する可能性があるとしています。

出典 : https://inc42.com/buzz/push-for-ecommerce-exports-cbic-extends-benefits-under-rodtep-for-courier-shipments/