インド経済に革命をもたらすデジタル銀行の登場

インドのフィンテックスタートアップであるスライスが、UPI（統一決済インターフェース）クレジットカードの導入と、同国初のUPI対応銀行支店とATMをバンガロールに開設しました。これはインド銀行業の様相を一変させるかもしれない歴史的な動きであります。スライスの革新的なクレジットカードには加入費や年会費がなく、通常のUPI支払いのように簡単にクレジットの利用を可能にしています。

このカードはQRコードをスキャンするかUPI取引を完了することで、承認されたクレジットラインを直接利用することができます。さらに、利用者はすべての購入に対して最大3%のキャッシュバックが受けられ、分割払い機能も搭載されています。

スライスはさらにフィジカルバンキングの分野にも進出しており、カスタマーセントリックなデザインに特化したデジタル支店や、あらゆるカスタマーに魅了的な銀行経験を提供する自己サービス型デジタルキオスクを開設しています。また、インドネシア東北部小規模金融銀行（NESFB）との合併で、自社のコアバンキングシステムを完全にコントロールするライセンスバンクとして運営しています。これらの展開により、スライスはデジタル銀行をさらに包括的で直感的な、全てのユーザーにアクセス可能なものにしていくとしています。

出典 : https://www.siliconindia.com/finance/news/slice-unveils-upi-credit-card-and-indias-first-upionly-bank-branch-nid-236778.html