インドの小都市がクレジットカード利用で大都市に挑戦

プライベートセクターにおける大手銀行の一つ、アクシス銀行が、小都市や町がクレジットカード事業において大都市圏を上回る成長を遂げていると発表しました。
イーコマースの大流行により、これまで主要８都市に限られていたクレジットカードの浸透が変わりつつあります。銀行のカード部門の責任者であるサングラム・シン氏によると、成長の半数以上が小都市や町からもたらされており、2015-16年度の間のカードの増加と支出の増加の60%、50%はこれらの地域からのものでした。
特にイーコマースセグメントにおける支出が大きく、オンライン市場が都市部だけでなくさらに広がっていることも影響しています。一方で、小売店での消費も増えており、特にスーパーマーケットの増加が注目されています。
銀行はほとんどの支店でクレジットカードの提供を行い、小都市向けに特別な提案はしておらず、年会費がかかるクレジットカードも多いです。インド準備銀行の発表によると、3月末の時点でアクシス銀行はクレジットカードを241.3万枚発行し、ATMやPoS端末で2096クロールピーの取引がありました。
シン氏は、銀行が業界平均を大きく上回る成長を続け、市場シェアを拡大することを目指していると述べています。また、最新の技術である近距離無線通信(NFC)対応PoS端末をこの半年で5万台導入したことも明らかにしました。

出典 : https://m.economictimes.com/industry/banking/finance/banking/axis-bank-says-60-of-its-new-credit-cards-sold-in-non-metros/articleshow/52536871.cms