インドの急成長市場に挑むRapidoの野心と挑戦

インドのクイックコマース市場では、大手プレイヤーとの激しい争いが繰り広げられています。BlinkitやSwiggy Instamart、そしてFlipkartの「Minutes」などが、大規模な電子商取引プラットフォームから消費者を引き寄せるべく熱心な取り組みを見せる中、バイクタクシーのユニコーン企業Rapidoがこのブーミングしているセクターに参入を図っていると報じられています。

バンガロールに本拠地を置くRapidoは、Zeptoをはじめとする食料品店との議論を始めており、Nexus Venture Partnersのような共通の投資家が背景にあるとのこと。一方で、2022-23年度には赤字が前年度の43.9億ルピーから50％以上増の67.45億ルピーに広がったものの、営業収益は14.48億ルピーから44.3億ルピーへと大幅に伸びています。

Rapidoは、バイクタクシーやオートリキシャ、さらにはケブのタクシーサービスを含む日に250万件の注文を処理し、100以上の都市でサービスを提供しています。また、Rapido Localを通じて個人間配送サービスも展開。同社がインドのクイックコマース市場でどのように存在感を示していくのか、見守るのが楽しみです。

出典 : https://inc42.com/buzz/flush-with-fresh-funds-rapido-seeks-to-ride-the-quick-commerce-wave/