アジアのスタートアップ勢いづく：インドと中国の投資ラッシュ

この週、アジアのスタートアップシーンは、ロボティクス、フィンテック、エドテック、サービスといった分野の企業が合計で4億1030万ドルの資金を調達し、大きな勢いを見せました。中国はAIとロボティクスのフロンティアでの大きな投資を牽引しています。
一方、インドでは教育、消費者金融、フードテクノロジーといった分野での初期から成長段階の活動が活発化しています。

特に、中国のAIスタートアップであるTarsが、Angel+投資ラウンドで1億22百万ドルを調達し、製品開発の加速とグローバルな展開を目指しています。インドでも、二輪車や電気自動車の消費者向け金融プラットフォーム、Credit Wise Capitalが成長資金として2330万ドルを集めるなど、大きな動きがありました。

その他インドでは、マネージドワークスペースを提供するSmartworksがIPOに向けて2000万ドルを調達し、新たなオフィス開設や融資の返済に充てる予定です。また、農業関連のスタートアップKhetikaは、ブランドの拡大や新規事業領域への進出を目的にシリーズBで1800万ドルを集めました。
エドテック分野では、Varthanaが地方都市への教育資金を支援するために1850万ドルの借金資金を集めるなど、インドのスタートアップが多方面で目覚ましい成長を遂げています。

出典 : https://www.techloy.com/infographic-top-asian-startup-funding-week-28-2025/