インド発、地域ブランドが急速配達で全国規模へ

インドの地方食品・飲料ブランドが、伝統的な流通経路に頼らずに全国展開しています。急速配達プラットフォームを活用することで、murukkuやkhapli atta、bakarwadi、jeeraソーダなどの民族的なお菓子の需要を掴み、これまで手が届かなかった
市場への進出が可能になりました。多くの企業は、最初にダイレクト・トゥ・コンシューマー（D2C）のモデルで地元外で人気を博しましたが、今では急速配達が新たな流通のフェーズとして登場し、組み合わせパックや小分けパッケージを提供し、ZeptoやBlinkit、
Instamart、BigBasketといったプラットフォームでの露出を頻繁に重ねています。

Sweet Karam Coffeeでは、急速配達が売上の40%を占めるようになり、南インド外からの売上が10-20%から50%に増加しました。また、Two Brothers Organic Farmsでは急速配達による国内販売が、過去1年で5%から30%に増えました。
Chitale Bandhu Mithaiwaleは新しい市場への足がかりとして急速配達を利用しており、マハラシュトラ州外からの収益が約30%に達しました。アーメダバードでは、1.5年のオフライン展開後、一般的な販売量に匹敵するレベルにまで成長しました。彼らは、ブランドの再注文率が高い商品や祝祭日の需要の高まり、市場への新規参入に特化しています。

さらに、プラットフォーム自体も地域の品揃えを積極的に押し進めており、BigBasketではNylon SevやMisalといった地域スペシャリティが過去3-6ヶ月で50%以上成長したと報告しています。このような取り組みは、急速な拡大と持続的なリーチを可能にし、地域ブランドがより速く広範囲にリーチする手助けをしているようです。

出典 : https://timesofindia.indiatimes.com/business/india-business/regional-snacks-travel-far-with-10-min-delivery/articleshow/122477767.cms